どうして生涯教育(生涯学習)が必要なの?
医療や科学の分野は、常に発展し続けています。また少子化・超高齢社会などの社会的構造の変化に伴い、作業療法に求められるニーズも日々変化し続け、多様化も増しています。
① 医療や科学の発展、社会的構造やニーズの多様化
医療技術の進歩はめざましく、再生医療をはじめとする新しい治療技術の進歩、新たな治療法につながる新薬が開発されたりしています。
少子化の加速と高齢者人口の増加による超高齢化社会、LGBTQなど多様性を尊重した社会への変容や、地域での作業療法の展開も進んでいます。
作業療法の実践に必要な知識・技術も常に変化・発展しています。
② 作業療法の実践に必要な知識・技術の変化・発展
新しい治療技術や評価法が開発されたり、人々の生活に大きな影響を持つような最新技術が次々と開発・普及するようになっています。
OTの活躍の場(職域)も、これまでの医療、保険、福祉領域のみならず、学校や運転免許センター、刑務所など、様々な領域で活躍が期待されています。
③ 生涯教育制度を活用し、作業療法士としてのスキルアップを目指しましょう!!
養成校で学んだ内容が、当時は最先端であっても、数年後には過去のものになっているかもしれません。
臨床実践のためには、より専門的な知識や技術を身につけたり、私たちを取り巻く社会の変化を捉えられるような知見を持つ事が大切です。
まずはしっかりとした基礎から学んでいく事が大事です。
基礎研修修了を目指そう
基礎研修は、現職者共通研修(必須)と現職者選択研修(必須、選択式)、基礎ポイント研修から構成されています。
必須の研修会を修了して、必須研修を含む合計50ポイントを取得する必要があります。
認定作業療法士、専門作業療法士への道
基礎研修が終了したら認定作業療法士、専門作業療法士を目指そう!