2022年1月10日～2月27日まで募集いたしました「ロゴマーク デザイン募集」につきまして、最終的な応募作品総数は50作品で25名の応募（内訳として、一般17名、対象者5名、学生3名）と予想を大きく上回るご応募をいただきました。
本日は、応募作品の中から最優秀賞1作品・優秀賞5作品を発表します。
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最優秀賞
印南 香穂 様
作品に込めた想い
「埼玉県の作業療法士」と見てすぐ分かるように、埼玉とOTの文字を組み合わせて作りました。文字の色は、自然豊かな埼玉県をイメージし緑と、生活・人生を豊かにする楽しいリハビリからイメージしOTはオレンジにしました。文字は、全体的にカーブさせてどこを見ても笑ってみえるような柔らかい感じにしました。また、こころとからだのリハビリである作業療法から、「埼」は大のところをカラダ、「玉」のところは作業療法をしている時に、えくぼが出ちゃうような心から笑顔なってほしいという思いを込めて作りました。
審査委員長からのコメント
作品へのコメントで印南さんは、まず「わかりやすさ」を強調されています。確かに、一目で我々の目指すイメージは楽しく・朗らかで笑顔を作れる柔らかいイメージでした。また、「こころとからだのリハビリ」を文字がダイナミックに動いている様子で表現してくれています。個人的には「玉」にえくぼがあることに注目をして欲しいところです。これらのように我々のイメージや目指すところ、そして「埼玉」を明確なメッセージをやさしく発信している作品です。気持ちを具現化することは非常に想像力を要する作業ではありますが、その意味で作者は「熟達作業療法士」と思えるほど完成度が高く、審査会では得票が競っていたために討議になろうというとことで、本作品を改めて注目したところ満場一致で最優秀賞になりました。今回の企画に最も相応しい作品であり、なんだか嬉しい気持ちにさせてくれる作品でした。ありがとうございました。
優秀賞 5名
ぺっちゃん 様
作品に込めた想い
患者さんが笑顔を取り戻し、心豊かに過ごせるよう祈りを込めて。
浦木 敦史 様
作品に込めた想い
あたたかいオレンジ色と安らぎの緑色で「埼」の字をかたどり、埼玉の象徴である「まが玉」をあしらいました。「OT」の部分はフットワークの軽やかさを表現し、「大」の部分はOT職同志はもちろん多職種や地域社会、対象者と手を取り合って豊かな生活や人生を実現しようとする姿勢を表しました。
アイコン 様
作品に込めた想い
埼玉県の鳥である「シラコバト」をイメージし明るくデザインしました。
小池 祐士 様
作品に込めた想い
県花と県士会のモットーを盛り込み，彩りを多めで作成しました。
ふうちゃん 様
作品に込めた想い
SAOTの｢O｣は目で、OTで頑張る人たちの瞳と、その人たちを見守るOTの目。はなまるは、頑張っているひとたちが、もしも失敗したりうまくいかなくても、みんな100点満点ということを表現しました。
全作品を通しての総評
埼玉県作業療法士会 ロゴマーク デザイン募集 ご応募のお礼
この度は『埼玉県作業療法士会ロゴマーク デザイン募集』に多数のご応募をいただき誠にありがとうございました。県士会もこのような企画は初開催となりましたが、想像を超える多くの応募と作品に込められた「作業療法」への想いとさらにはそのデザインの質の高さに審査員一同、非常に驚いております。改めまして、今回このように素敵な作品がたくさん寄せられたことに深く感謝し、心から御礼申し上げます。
この度の『埼玉県作業療法士会ロゴマーク デザイン募集』では、デザイン的な専門性が無い審査員による審査であり、若干の戸惑いを感じておりました。しかし、結果としては、デザインやセンスの良さを競い合う戸惑いを大きく超えてしまう、応募作品の作業療法への「想い」を比べるようなことになってしまい審査は困難を極めました。ただ、それはとても刺激のある内容でもありました。実際に審査の基準となったのは、①デザイン性として、埼玉県自体のアピールも含め、作業療法を作業療法士をイメージできること、②適応性として、ＨＰなど広く世に示すものであり汎用性や展開性が高そうなもの、③メッセージ性として、作業療法のイメージにふさわしく、多くの人に親しんでもらえるもの、それらを兼ね備えたものを選出するようにしました。
そのうえで、実は全作品への審査員による得票点数は拮抗し、どの作品が入賞してもおかしくない結果でした。審査員のなかより出た意見として、名刺などに印刷するときにも“細すぎない線”もポイントが高いなど、ロゴマークという視認性など特殊な条件を優先した結果と考えており、惜しくも受賞を逃した作品に関しましても、その埼玉や作業療法に対する熱い想いは十分に伝わっていました旨を、お伝えしておきます。どの応募者様に関しましても心よりの感謝を申し上げたいと思います。
応募作品ご紹介
