~認知症のある方々への支援って?~ 『認知症サポーター養成講座 in 越谷』

11月21日(火)、越谷市レイクタウン 水辺のまちづくり館にて『認知症サポーター養成講座』を開催しました。

「認知症サポーター養成講座」とは、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を暖かく見守る応援者“認知症サポーター”を養成する講座であり、「認知症サポーター100万人キャラバン」と称した取り組みとなっています。越谷市の認知症サポーター数の割合は、全国や埼玉県に比べて多く、“認知症になってもイキイキと生活できる地域づくり”に、越谷市の住民の方々が力を入れていることが分かります。今回は約15名の方々が新たに認知症サポーターとなってくれました。20171121_043937283_ios.jpg

認知症は誰もがなる可能性があるということもあり、参加者の皆さんはとても熱心に説明を聞いたり、うなずいたりと、これまでの皆さんの豊富な知識や経験をつなぎ合わせて、理解してくれていました。また、認知症のある方々への対応についても、近くに座っている方々で話し合ったり、意見や質問も積極的に行ってくれたりと、すでに認知症サポーターとして活動できるくらいの素晴らしい対応方法を考えることができていました。これでまた一つ、皆さんがイキイキと生活できる地域に越谷市が近づいているなと感じました。

認知症のある方々を支えることはもちろんですが、やはり自分が認知症にできるだけならないように予防したい!という要望もあったので、認知症予防運動の一つとして“一度に複数のことを行う運動”を一緒に行いました。簡単そうに見えて意外と難しい!など、笑いあり学びありの楽しい時間となりました。

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“認知症になってもイキイキと生活できる地域づくり”を支援していく活動を作業療法士は携わっていますが、小さな芽が少しずつ大きな木となっていくように、今回のような地域住民の一人一人が学び行動し、それが地域住民の輪となり、それが少しずつ大きくなり、認知症や障害のある方関係なく皆さんが皆さんらしく生活できる地域が作られていくのだということを実感でき、私たちも色々と学びの多かった時間となりました。
ご参加いただいた皆様、ご依頼いただいた地域包括支援センターの方々、ありがとうございました。

東部ブロック長   小池祐士
リハビリテーション天草病院  市川奈々
リハビリテーション天草病院  横田行弘

編集  石井 晶(あさひ病院)

【お知らせ】
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