ボランティアと共に支える”つどい”へ!『若年のつどい in 上尾』

4月28日(土)、『若年のつどいin上尾』が開催されました。本日の参加者は当事者10名、介護者11名、会員協力者3名、世話人10名、地元ボランティア5名、包括1名、ケアマネ1名、OT県士会6名の47名が参加しました。

最初に自己紹介が行われ、発症から今に至るまでの話しや現在の悩みなどを話していました。中には今後、行ってみたいことを具体的に話された方がいたのが印象的でとても前向きだと感じました。
午後は当事者と介護者が別室に分かれ当事者は散歩に行く方や部屋で話をする方、手芸を行う方など様々な時間を過ごしていました。介護者はいくつかのグループに分かれ相談や情報交換などを行っていました。

県士会のメンバーは主に当事者のサポートに回りました。初夏を思わせるような気温の中5名の当事者の方と会場の近くにある谷津観音堂まで行きました。谷津観音堂がある公園につくと地元ボランティアの方が素早く倉庫から椅子を木陰に円を作るように並べてくれました。椅子に座りながら体操を行い途中で各々、観音堂にお参りに行く方や公園の中を散歩する方などそれぞれの時間を過ごしていました。

介護者同士の話では「寝てくれなくて自分も眠れない」や「介護にいっぱい」などとマイナス的な発言が多かったそうです。アドバイスを聞くことや他の方の話を聞き「少しは気持ちが楽になった」と言っていたそうです。

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今回参加した県士会メンバーです!

全体を通して世話人や地元ボランティアの方々は視野が広く話にうまく溶け込めていない方に対しては話を聞きに行っていたり、逆にこちらからたくさん話すのではなく当事者同士が話しやすい空間を作ったりとても気を配るのが上手いと感じました。最後見送るときは介護者と当事者は最初の自己紹介の時とは表情が和やかになりすっきりとしているように見えました。
地元ボランティアの方々や世話人の方が積極的に動いていたのが印象的でこういう方々が実際、地域で活躍されていたら安心して過ごせるのではないかと感じる一日でした。

江原 友樹(白岡中央総合病院)

編集  石井 晶(あさひ病院)

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