臨床研究に基づいた認知症リハビリテーション 理論編×応用治療編セミナー:日本ユニバーサルリハビリテーション協会

[研修会名]: 臨床研究に基づいた認知症リハビリテーション 理論編×応用治療編セミナー

[主催団体名]: 日本ユニバーサルリハビリテーション協会

[開催地]: オンラインによる配信にて開催いたします

[開催日時]: 2024年 7月14日日曜日 

[参加定員]: 5名(個別少人数のポリシーのため)

[参加費]: 理論編 5940円

応用治療編 5940円

一日参加 11880円

[参加申込方法]: 下記、メールへ必要事項をご記入の上お申し込みください

【メールアドレス】unireha.u.r.s.j@gmail.com

【必要事項】

〇ご所属

〇参加セミナーの選択(理論編のみ、実技編のみ、一日参加)

〇人数

〇ご参加費お支払方法

(銀行振込orクレジットカード決済)

セミナー題名
臨床研究に基づいた認知症リハビリテーション 理論編×応用治療編セミナー
老年心理学による集団療法を用いた認知症ケアとリハビリテーション
【選択セミナー】理論編 応用治療編 一日参加
■■■ 講義内容
● タイトル ユニリハ独自のネットワークで全国から集めた、認知症に関する臨床研究データをエビデンスに、
実践的アプローチを提供します
● 内容
ユニリハ独自のネットワークで全国から集めた、認知症に関する臨床研究データをエビデンスに、予防でなくリハ
ビリとして治療をメインに実践的アプローチを提供します
【理論編】
認知症を診るためには、脳機能、性格特性の評価が必要で、健常高齢者の心理、行動学を身に着け、相対的に認
知症を評価していきます。
上記をだれもが簡単に評価できる評価用紙を開発しました。対象者がどの時代のどういった世界観で生きているか
がわかります。
【実技編】
専用の評価用紙を用いて治療を行っていきます。セラピストと対象者を利用して認知行動療法、応用行動分析学な
どを用いて治療を行い、集団療法へ移行していきます。
■■■ 講義スケジュール
【理論編】
タイトル 老年心理学による集団療法を用いた認知症ケアとリハビリテーション
内容
第1章 高齢者の老年心理学を学ぶ
第2章 認知症の評価(心理学が理解できて初めて認知症がわかる)
第3章 認知症の治療
第4章 セラピストが行う、認知症アプローチと集団療法
第5章 動画で見る実技編
第6章 あなたが、穏やかな認知症になるために
■■■ 講義概要
【実技編】
● タイトル 理論編を応用して集団リハビリや集団療法を使って治療を行いましょう
● 内容
第1章 高齢者が歩んできた時代背景と戦争への想い
第2章 レミニセンス・バンプを用いた治療
第3章 対象者が今どの時代、どんな世界観で生きているかを治療に生かす
第4章 周囲の関わり方と社会参加への誘導方法
第5章 集団療法の考え方と、実際の集団リハビリの手順、実際の治療場面の紹介
第6章 あなたが、穏やかな認知症になるために
■■■ 講義のポイント
【実技編】
● タイトル 高齢者の時代背景がわかることで援助者の関わる態度が変わり、その変化が集団療法を介して治
療に結びつく
● 内容
今現在、相対している高齢者は団塊の世代や戦争経験のある時代の人たちです。その人たちがどうやって困難を
乗り越え今の豊かな時代を築いたのか。そこに関わりのヒントがあります。また、その人によって、今感じている
世界観が違っています。それが妄想や幻覚に影響しているのです。それを紐解き介入することで対象者の反応は柔
和なものになり集団への参加を可能にしていくのです。
■■■ 受講生の声
●タイトル ずっと拒否や暴力、暴言の強い方が集団療法に参加できるようになりました。
●内容
対象者88歳男性。施設入所
施設入所されており、食事以外はすべての活動に対して拒否されていた方です。常にベッドで臥床して生活して
おり、不活発から身体機能の低下、心肺機能の低下が懸念されてきたため、離床を勧めましたが拒否が強く、次第
に暴言、暴力がひどくなってきてしまいました。
しかし、ユニリハの実践的な応用セミナーを受けることで大きく変化しました。現在の高齢者の歩んできた時代
背景を熟知してからの対応や職員全体で一貫した関わりをすることで次第に性格が穏やかになり、ある特定の職員
には心を開くようになしました。それを機に少しずつ小集団に関われるようになり、現在ではデイルームでの中心
的人物として人気者になっています。
こんなにも人の人生を変えてしまうユニリハの認知症リハビリテーションのアプローチは素晴らしいと感じます。